聖闘士星矢 セインティア翔

作品情報:中学生の翔子はある日、かつて女神アテナが封じた邪神エリスの手下・邪精霊(ドリアード)たちに襲われたところを、5年前に海外留学してから行方知れずとなっていた姉・響子に救われる。2人は女神アテナの化身である城戸沙織の身辺警護を担う特別な聖闘士、「聖闘少女(セインティア)」だったのだ。星矢たちが銀河戦争や十二宮での戦いを繰り広げているとき、沙織や聖闘少女たちは黄金聖闘士とともに、邪精霊と壮絶な戦いを繰り広げていた。

原作は「チャンピオンRED」連載作品で、既刊11巻。1986年から1990年にかけて週刊少年ジャンプで連載されアニメ化もされた人気作品「聖闘士星矢」をもとにした外伝作品で、作画は久織ちまきが担当している。

シリーズ・ディレクターはOVA「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」第5話共同監督で「プリパラ」「マギ」「SKET DANCE」などで絵コンテを手がけたアニメーターの玉川真人。シリーズ構成は「スタミュ」「青の祓魔師」「図書館戦争」脚本や朗読劇の作・演出を行っている高橋郁子。アニメーション制作は「火ノ丸相撲」「CONCEPTION」「蒼の彼方のフォーリズム」のGONZO。

OFFICIAL HP_ https://www.saintia-sho.com/pc/

STORY

#01「宿命の姉妹! 翔子と響子」

翔子は流星学園中等部に通う中学生。仲良しだった姉・響子は、5年前に海外留学してから一切の連絡を絶っていた。そんなある日、得体のしれない何者かが突然翔子を襲う。襲ってきたのは、かつて女神アテナが封じ込めた邪神エリスの手下・邪精霊(ドリアード)たちだった。翔子、そして銀河戦争を目前に控えた城戸沙織が出会った時、運命の歯車が動き出す…!

#02「それぞれの決意! 女神と聖闘少女」

「邪神の器」である自分の身代わりに、響子が邪精霊に連れ去られたことにショックを隠せない翔子。アテナの侍女で身辺を警護する「女子」のまま聖闘士となることを許された「特別な存在」を知った翔子は、自身が強くなり姉を救いたいという思いから、その「聖闘少女」になることを決意。沙織は白銀聖闘士パーヴォのマユラに翔子の修行を託すが…。 
一方、聖域のミロとアイオリアは、邪神エリスの不穏な動きを感じていた。

#03「闇に咲く! エリスの邪精霊たち」

邪神エリスの配下である邪精霊、マリス(悪意)のエモニ、マーダー(殺戮)のフォノスが、アテナの首を取りエリスに捧げようと沙織を急襲。「出来損ないの神様」と沙織を罵倒するエモニに、美衣は立ち向かう。マユラとの修行で燃え上がる翔子の小宇宙。聖衣箱の異変からアテナの危機を察知した翔子は、果たして、沙織を救うことはできるのか…!?

#04「哀しみの再会! 隔たれた姉妹の絆」

哀しみの再会! 隔たれた姉妹の絆逃げ去るフォノスを追い、エリスの神殿に乗り込むことに成功した翔子。姉・響子を救うため神殿を捜索するなか、アテに衝撃の事実を告げられる。愕然とした翔子の隙をつき激しい攻撃が降りかかったその時、黄金の閃光が翔子を包みこむ――! 
翔子に加勢する為、エリス神殿へと向かった美衣、そして沙織も合流するが、そこで少女たちが目の当たりにしたのは、変わり果てた響子の姿だった。

#05「翔べ! ペガサスのように」

エリス神殿での闘いで、響子の小宇宙は消えた。邪神を討つために彼女を救えなかった自身の存在意義に心揺れる沙織。しかし城戸光政の遺志を継ぎ、「銀河戦争」は無情にも始まってしまう。一方、闘いで負傷した翔子は沙織から別れを告げられ納得が行かず落ち込む中、姉にもらったペガサスのペンダントを落としてしまう。拾ってくれた少年は、「銀河戦争」に参戦する、ペガサスの星矢だった。

#06「せめぎ合う魂! 沙織vs.教皇」

教皇への忠誠を誓う冠座のカティアらに聖域への反逆を疑われ、襲われた沙織たち。翔子は、新たな聖闘少女・こぐま座のシャオリンらと共に闘うが苦戦。駆け付けたマユラらに危機から救われた。しかしその最中、沙織はアフロディーテの手により、聖域の教皇のもとへと連れ去られてしまう。アテナを前に教皇は、涙ながらに思いがけない願いを沙織に吐露するのだが… 一方不甲斐ない自分に落ち込む翔子たち。そこに鷲座の魔鈴が現れてー?

#07「十二宮の死闘! 恐るべき邪霊の幻惑」

黄金の矢が沙織を襲うー 時を同じくして、蠢き活性化する邪霊たち。邪神の器であった翔子は邪気に引きずられるように、意識を失ってしまう。邪霊の沈下に励むマユラと聖闘少女たち、そして星矢たち青銅聖闘士は、アテナを救うため聖域に向かう。今、十二宮の死闘が始まったー。

#08「悪夢の激突! 燃えあがる獅子の拳」

十二宮の死闘の末、聖域の聖闘士たちの忠誠を得たアテナ・沙織。一方、封印されたと思われた邪神エリスは依り代・響子と融合し、桁違いの力をつけていた。翔子を守る為立ち向かった沙織は、林檎の呪いを受けてしまう。人々の心を憎しみで満たす争いの種・「イヴィル・シード」を撒き散らす邪神の阻止とアテナ救出の為、聖闘少女たちと共に、黄金聖闘士はエリス神殿へと向かう。そこでアイオリアが目にしたのは、自身に拳を向ける、兄の姿だった。