盾の勇者の成り上がり

作品情報:不信、疑念、猜疑心、世界中すべてが敵。

平凡なオタク大学生だった岩谷尚文は異世界に召喚され、四聖勇者の一人「盾の勇者」として、世界に混沌をもたらす災い「波」を振り払う使命を与えられる。しかし、裏切りのため金も立場も失ってしまう。人間不信に陥った尚文は、奴隷の少女・ラフタリアとともに絶望的状況に立ち向かおうとする。

原作は「小説家になろう」掲載作品。2012年10月29日から2013年10月29日まで、1年間にわたりおおよそ1日1話~2話のペースで更新された。2013年にMFブックスで書籍化されていて、12月25日に最新20巻が刊行される。藍屋球が作画を担当する漫画版がコミックフラッパーに連載されていて、こちらは最新12巻が12月21日刊行予定。「小説家になろう」では本編完結後、番外編「盾の勇者のクリスマス」「盾の勇者のバレンタイン」「盾の勇者のホワイトデー」、外伝「槍の勇者のやり直し」が掲載され、2017年8月から「真・槍の勇者のやり直し」の掲載が不定期で続いている。

監督は「ノルン+ノネット」の阿保孝雄。シリーズ構成は「天狼 Sirius the Jaeger」「レガリア The Three Sacred Stars」でシリーズ構成と全話脚本を担当した小柳啓伍。アニメーション制作は「少女☆歌劇 レビュースタァライト」「メイドインアビス」「灼熱の卓球娘」のキネマシトラス。

OFFICIAL HP_ http://shieldhero-anime.jp/

STORY

#01「盾の勇者」

図書館で『四聖武器書』という本を読んでいたところ、突如として異世界へ召喚された大学生・岩谷尚文。伝説の勇者の一人「盾の勇者」として世界を救うことになるが、ある朝、金と装備が盗まれてしまう。

#02「奴隷の少女」

奴隷商に案内され、自らの剣となるパートナーを探す尚文。だが、手持ちの少ない尚文が買えるのは、病を患った亜人の少女のみだった。尚文はラフタリアと名乗る生気のない少女に、過酷な戦いを強いる。

#03「災厄の波」

様々なスキルと技能を習得し、ラフタリアとの連携も抜群によくなった尚文。迫りくる波に対抗して武器と防具を新調し、波の刻限を示すという龍刻の砂時計へ向かう。すると、そこへ元康たちがやってきて……。

#04「暁の子守唄」

波が去ったのも束の間、メルロマルク城での祝宴のさなか尚文は元康から決闘を挑まれてしまう。奴隷を使役するのは勇者にあるまじき行為であり、即刻、ラフタリアを解放せよというのが元康の言い分なのだが……。

#05「フィーロ」

オルトクレイからなけなしの報酬を渡された尚文は、ラフタリアの要望で再び奴隷紋を入れ直した。数日後、奴隷商から購入した魔物の卵くじも孵化。新たな仲間を加えるが、滞在中のリユート村にマインが現れ……。